女性ホルモンと向き合う為のエステとの付き合い方

女性ホルモンと向き合う為のエステとの付き合い方
 女性ホルモンの不調を訴えている女性が急増しています。その為、女性の身体をケアするエステでは、分泌のメカニズムや、不調に対する対処法に関してもエステなりの回答があります。
 ここでは女性ホルモンについて詳しく説明いたします。

女性ホルモンの仕組みを理解しよう




女性ホルモンは突然減るって本当?

 最近、雑誌や口コミ、インターネットの掲示板などで、関心が非常に高まっているワード「女性ホルモン」。美と健康に関与しているエステではこの女性ホルモンに関しての理解と、対応に各種コースを整えてきました。

年齢別のホルモン量

 さて、そんな女性ホルモンですが、まず、ホルモンについて理解していきます。そもそも女性ホルモンは年齢と共に減っていくという誤った理解があると思いますが、実際は違います。20歳の女性であっても、45歳の女性であってもホルモンの量自体はほとんど同じです。徐々に減るものではありません。
 ホルモンの量が減るのは突然ですが、減るのは突然ですが、減る予兆はFSHの分泌量で知ることが出来ます。FSHとは、エストロゲンを出すように指令を出すホルモンですが、量が多いほど、更年期が近づいていることが分かります。

生理終わりが一番綺麗になる

 そもそも女性ホルモンにはエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の2種類が存在します。これらは脳の視床下部の命令を受け、脳下垂体から分泌されるFSH(卵胞刺激ホルモン)、LH(黄体化ホルモン)が卵巣に働きかけることで出されるのは知っての通りです。月経が終わると、身体は子宮内膜を作るために卵巣からエストロゲンを分泌します。エストロゲンは「美のホルモン」と呼ばれるものであり、肌や髪を艶やかにしたり、体つきを女性らしくしたり、血流を高める作用でしられるもの。この時期、女性はイキイキして、女性ならではの魅力を発揮します。

エストロゲンのピークはいつ?

 28日周期の場合、2週間後になると体内のエストロゲン量はピークを迎えます。月経中のエストロゲン量が閉経後と同じゼロであることを考えると、その差は約500倍、つまり、女性は2週間の間でおばあさんから美女に変貌を遂げる訳で、優秀なオスを呼び寄せて子孫を残すための生物的反応です。
 女性を心身ともに美しくするエストロゲンがピークになる頃(月経開始から14日目)、卵巣は排卵の準備を終え、脳下垂体から分泌されたLHは排卵を促し、排卵日を迎えます。
 LHの指示で卵巣から卵が出た跡は、黄色く変化し黄体になります。ここから分泌される。ここから分泌される男性的なホルモンが黄体ホルモン(プロゲステロン)です。プロゲステロンには、受精卵が子宮に来るための準備をする役割があります。エストロゲンによって作られた硬い内膜を、ベッドのようにふかふかにします。

エストロゲンとプロゲステロン

 しかし、一方では、ニキビができやすくなる、交感神経が過剰になって、便秘やイライラが続き、感情のコントロールが出来なくなるといった副作用があります。
 エストロゲンが作り上げた美しさは、プロゲステロンによってもろくも崩れ去ってしまうのです。即ち、月経周期28日のうち前半は、エストロゲン分泌優勢で女性らしくなり、後半の14日間はプロゲステロンで男性的になります。
 女性は月経周期の後半に、もめごとが起こりやすくなっても仕方ないかもしれません。プロゲステロン優勢の月経周期後半の女性には、腫物に触るぐらいの接し方が必要かも知れません。

生理について

 子宮は2週間ほど受精卵を持ちますが、来ない場合は、2つのホルモンの分泌がガクンと減り、内膜が全てはがれ落ちてきます。これが月経。そして再びエストロゲンが分泌されるというサイクルが続きます。1か月間で女性的から男性的へとめまぐるしく変わっていきます。
 このサイクルで重要なのが、FSHの量。20代も40代も、体内のエストロゲン量は同様とお伝えしましたが、卵巣に指令を出すSFHの量は、年を重ねるほど、多くなります。それは、若いころは卵巣の機能が満たされているので、少ない指令でも、女性ホルモンを分泌できますが、年齢を重ねていくと、指令を増やしていかないと、ホルモンが分泌されにくくなります。ですので、FSHはホルモン年齢とも言えます。
 FSHの値が20mlU/ml以下は若い状態、50mlU/ml以上になると閉経を意味すると言われています。美しさを保つためには、ホルモン年齢を若くキープすることは絶対条件と言えます。

ホルモン年齢を下げる方法は?

 では、すでにホルモン年齢が高い人には、手遅れであるかと言えば、そんなことはありません。40代の人でも、検査で23と言う値だったにも関わらず、1年以内に再検査すると一けたになっていたという事例もあります。FSHが上昇すると、体が若返りを意識し、反応してFSHが低下することは生理現象とも言えます。上がったり下がったりしながら、結果的にFSHは上昇して更年期から閉経へと老化していきます。
 実際の年齢は1年ごとに年を取っていきますが、ホルモン年齢は短期間であっても、若返ることが出来るのが特徴です。低用量ピルには、そういったホルモン年齢を下げる効果があります。日本ではピルと言えば避妊というイメージがありますが、低用量ピルとは、毎日飲むことで、エストロゲンとプロゲステロンを低めの安定の状態に戻すホルモン剤です。

ピルがホルモン年齢を下げる

 FSHは体内を巡り、エストロゲンがどれ位あるのかを確認しているのですが、一定のホルモン量があることを確認すると、分泌量を減らします。それは、卵巣に多く指令を出す必要が無くなるから、つまりピルを飲むことがホルモン年齢を下げる事につながる訳です。
 排卵を行わせなくなるため、卵巣を休ませることが出来るのも特徴です。癌を防ぐ効果も期待できます。卵巣は毎月、片方から1つずつ卵子を排出します。排卵時、排卵で傷ついた部分から出血が止まらず、お腹に大量の血が溜まり貧血になり、緊急手術が必要なケースもあるくらいです。排卵して卵巣表面に傷ができるのをきっかけに、発生するのが卵巣癌。低用量ピルを飲むと排卵しないため、卵巣が傷つかず、卵巣癌の予防になるのも特徴と言えます。
 この他、エストロゲンが常に体内にあるためメリットは数多くあります。

★低用量ピルを飲むメリット
  • 美肌と美しいボディライン
  • 月経や月経痛の軽減
  • 子宮内膜癌など


低用量ピルに抵抗がある人

 低用量ピルの服用には、アメリカや欧米では常識で食品医薬局によって許可されている歴史がありますが、どうしても抵抗がある人もいると思います。
 そういった人の為に、ホルモン年齢を下げるコツとしては、食事から女性ホルモンを摂取するのはおすすめかも知れません。
 豆乳や豆腐に含まれるイソフラボン、ローヤルゼリーやはちみつも女性ホルモン量を上げるのと同じような効果が見込まれます。

女性の6人に1人は男性化

 最近では、女性のヒゲに代表されるように、ホルモンバランスの問題で女性の男化が増えてきています。男性ホルモンのテストステロンは、女性の体内にも存在しています。量は少なく本来は男性の1/10程度の量が正常値ですが、男性と同じように仕事をし始めた頃から、1990年代から5~6人に1人の割合で、体毛が濃くなり、いわゆるヒゲが生えるといった状態になり、交換私見が過剰になり、ホルモンバランスも崩れていきます。心身両面から女性らしさを意識していく事も必要なようです。

★女性ホルモン不調チェック
  • 月経周期が一定でない
  • 生理痛がひどい
  • 月経血が少なくなった
  • 月経血に血塊がある
  • 生理前後にイライラやゆううつな気分がひどい
  • 冷えた飲み物をよく飲む
  • 入浴はシャワーで済ます
  • 夜遅くまで働いていたり、就寝直前まで携帯やテレビを見る
  • 野菜不足であったり、インスタントフードを好む
  • >ニキビが増えた。または乾燥しやすくなった
  • 下腹や乳房の張りがひどい
 上記の項目に多くあてはまる人は注意が必要です。

ホルモンバランスを整える為のエステでのケア

 エステサロンでは、活性酸素などの外的な影響や、基礎生活などの状態をカウンセリングして、月に1回や2回のエステサロンでの施術だけで解決に導くことは難しく、大きく2点を行います。1つが当たり前ですが、サロンでの施術、2つ目は、生活習慣の改善に関して、現状を細かく把握した上で、必要な食生活を指導していきます。
 主に安定的な水分補給、外食などで栄養バランスがおかしい場合、多量な飲酒で糖分の過剰摂取お呼び、水分の排出での水分不足、喫煙などを把握して適宜、その人にお勧めの食生活を提案します。
 また、会社等のストレスなどで自律神経などに問題があってのホルモンバランスへの影響という事であれば、凝り固まった部分を溶かしていく施術を施していきます。もちろん、リラクゼーションも同時に得られる内容です。

エステの効果

 本来あるべき姿に戻すという点では老廃物が溜まっている箇所を重点的に血液の流れとリンパの流れが排出機能を司っているので、そういった箇所を流していく、流しやすい状態へとマッサージをしていきます。セルライトがある箇所であれば、キャビテーションや、インディバエンダモロジーなどを処方し、セルライトを除去して、リンパや血流と整えます。
 顔の場合であれば、毛穴の汚れは活性酸素を生む原因にもなるので、超音波で細かい毛穴の汚れを取るディープクレンジングや、皮膚の下の部分から代謝を呼び起こすためにEMSフォト導入などを行いむくんだ状態や、シワ、乾燥肌を解決しつつ、その状態を維持する事や、活性化させていく事を目的として、ミネラル補給などの為に、海の泥や海藻類の栄養素を与える為にタラソテラピーなどを処方して、女性ホルモンの為の免疫力を高めていきます。タラソテラピーで用いる海水は、ミネラルが豊富で人の体液に非常に近く、肌をラップする効果もあります。
 しかしながら、普段からの紫外線対策や、食生活、睡眠なども同様に重要になってくるので、毎回の生活状態を確認しながら、上述のような施術内容を組み合わせていく事になります。
 女性ホルモンは、自立神経、免疫系と連動しているので、常にチェックが必要と言えるでしょう。

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