肌が弱い人のフェイシャルエステの見抜き方

肌が弱い人のフェイシャルエステの見抜き方

エステサロンを選ぶ際には、さまざまな要素を考慮し、ホームページに掲載されている情報を参考にします。しかしここでは、第三者の声である口コミの参考方法について詳しく説明します。

口コミには、良い口コミから悪い口コミまでさまざまな意見がありますが、どの口コミを信じるべきか迷ってしまうことがありますよね。そこで、敏感肌、アトピー性皮膚炎をお持ちの方等、肌の弱い人が参考にすべき口コミの参照方法をご紹介します。



口コミを参考にする際の心得

最近では、数多くのコンテンツでそのエステサロンの口コミがあります。実際にそのサロンを体験した人の生の声なので参考にされる方も多いかと思いますが、その口コミは本当に参考にできるのか?信じてよいのか?参考になる判断基準を紹介していきます。


口コミの内容を多角的に見る

単一の口コミだけではなく、複数の口コミを比較しましょう。一人の意見に左右されず、複数の視点から情報を収集することで、より客観的な評価を得ることができます。


ポジティブ・ネガティブのバランスを考慮する

全ての口コミを真に受けるのではなく、バランスを考慮しましょう。一方に偏った評価だけでなく、ポジティブな意見とネガティブな意見の両方を見ることで、より客観的な評価を行うことができます。


共通する意見に注目する

複数の口コミにおいて、共通する意見や評価がある場合は、信頼性が高いと考えられます。複数の人が同じような経験や感想を述べている場合は、それに重点を置くと良いでしょう。


口コミの信頼性を確認する

口コミの投稿者が本当に利用した人であるかどうかを判断するために、投稿者のプロフィールや投稿履歴をチェックしましょう。信頼性の高い口コミは、具体的な経験や詳細な情報を提供していることが多いです。


以上のポイントを念頭に置きながら、口コミを参考にしながらエステサロンを選ぶことで、より自分に合ったサロンを見つけることができるでしょう。ただし、口コミだけに頼らず、実際に自分自身で体験することも重要です。


「口コミを見抜く方法」のまとめ

  • 口コミの内容を多角的に見る
  • ポジティブ・ネガティブのバランスを考慮する
  • 共通する意見に注目する
  • 口コミの信頼性を確認する

Googleの口コミの落とし穴

実は、エステサロンや美容外科の中には、集客を目的としてGoogleの口コミを利用し、脱毛料金を割引するなどの特典を提供しているところもあります。このような特典を受けた顧客は、料金が安くなることに喜びを感じ、その結果として良い口コミを投稿する傾向にあるかもしれません。さらに、定期的に来院することが求められるため、良い口コミを書くことが期待される場合もあるでしょう。

ただし、これによって口コミの信頼性に疑問が生じることもあります。顧客が特典を得るために意図的に良い口コミを書く可能性があるため、真実味を欠く評価が投稿されることが考えられます。また、良い口コミばかりであることにより、実際のサービスの品質や問題点が隠蔽される可能性もあります。

したがって、口コミを参考にする際には、注意が必要です。単一の口コミに依存せず、複数の口コミや評価を総合的に判断することが重要です。また、口コミだけでなく、他の情報源や実際の体験をもとにして判断することも推奨されます。

もし、契約を検討しているエステサロンの公式サイトで、「Google口コミ投稿で割引!」なんて表記を見つけたら、Googleの口コミを参考にする際は、心のフィルタを掛けた上で参考にする必要があります。または、他の口コミサイトを参考にした方が良いでしょう。

「Googleの口コミの落とし穴」のまとめ

  • 来院した顧客に割引の対象としてGoogleの口コミ投稿をさせているエステサロンがある
  • 繰り返し通院する契約者の投稿になるので、サロンスタッフとの関係値を考慮して前向きな口コミが多くなる
  • エステサロンの公式サイトで「Googleの口コミ投稿」に対して割引等のキャンペーンをしていたら要注意

TwitterやInstagramなどのSNSのタイムラインにも騙されないで

TwitterやInstagram、Facebook、TikTokなどのSNSで口コミを確認している人も多くでしょう。ところが、このタイムラインでの情報も一定のバイアスがかかっている可能性があります。

エステサロンによっては、紹介した人にも、紹介された人のどちらにも、料金面や料金に相当する施術や、ケア用品をインセンティブとした「お友達紹介割引」といったキャンペーンを展開している事もあります。

お友達紹介でインセンティブを欲しがる既存のユーザーの中には、SNS上で、紹介されたい人を集めている人もいます。

インセンティブ目当てで、誰でもいいから自分経由で入会して欲しいというバイアスがかかった投稿なので、信用できるかといえば、少し不安ですよね。

もし、SNSで気になるサロンの口コミを投稿している人に、メッセージなどでその店舗の情報を聞いた後に、お友達紹介コードが来たら、検討を見直した方が良いかもしれません。

「SNSのタイムラインの注意点」のまとめ

  • お友達紹介のインセンティブ目当ての投稿者の可能性がある
  • 質問した後にお友達紹介コードが来たら要注意

顔脱毛をするなら医療脱毛という選択肢

フェイシャルエステの一環として、顔脱毛を選ぶ人がいます。顔の毛穴を目立たなくするために、毛の脱落後に自然に閉じることで、肌のキメが整い、メイクのノリも良くなるため、人気があります。

ただし、敏感肌やアトピー性皮膚炎の方などは注意が必要です。脱毛後にアイシングや保湿ケアを行わないサロンでは、脱毛後に炎症が起こりやすくなるため、フェイシャルサロンを選ぶ際には、脱毛後のアイシングや保湿ケアを行ってくれる場所を見つけることが重要です。

脱毛前後に保湿をしないと起こるトラブル

  • ピリピリとした痛みが続く
  • 肌がほてった状態が続く
  • 肌に赤みが残る
  • 肌が乾燥してカサカサになったり、粉を吹いてしまったりする

引用元: イデア美容皮膚科クリニック 脱毛に保湿が必要なのはなぜ?効果や保湿方法、脱毛後の注意点

また、フェイシャルサロンだけでなく、美容皮膚科での医療脱毛も選択肢の一つです。医療機関では異なる脱毛器が使用され、出力や効果がエステで使用される脱毛器とは全く異なり、永久脱毛の効果もあります。そのため、通院回数も少なくなり、費用面でも意外と優しい選択肢となることもあります。

永久脱毛の定義は、FDA(アメリカ食品医薬品局) によると、『一定の脱毛施術を行った後に再発毛する本数が、長期間において減少し、その状態が長期間に渡って維持されること』とされています。 また、AEA(米国電気脱毛協会)によると『最終脱毛をしてから1ヶ月後の毛の再生率が20%以下であれば永久脱毛と認める。』とされています。
※FDA:米国の政府機関で「保健・福祉省」に属します。
※AEA:1958年に設立されたアメリカ最大の電気脱毛士団体。

引用元: リゼクリニック 永久脱毛の定義とは

美容皮膚科では施術後に肌トラブルが起きた場合、その場で診察や治療が受けられるメリットもあります。一方、エステでは、最善のケアが必要な場合でも、提携医療機関の紹介に頼ることが多く、即座の治療は受けられない場合もあります。

何かトラブルが起きた際には、即座にケアができる美容皮膚科を検討するのも良いでしょう。そうすることで、より安心して脱毛を受けることができます。

「顔脱毛をするなら医療脱毛という選択肢」のまとめ

  • 脱毛の効果が異なり通う回数も少なくなる
  • トラブルがあればその場で診療できる

顔脱毛なら蓄熱式脱毛がオススメ

熱破壊式脱毛と蓄熱式脱毛の違い

画像出典: 銀座ファインケアクリニック 医療脱毛・医療レーザー脱毛

顔の脱毛によって、毛が抜けた後に毛穴が閉じるため、メイクのノリが良く、肌のキメが細かくなります。しかし、どこで脱毛を受けるかについては、敏感肌やアトピー性皮膚炎などの肌トラブルを抱えている方にとっては重要なポイントです。そのような方々には、蓄熱式脱毛(SHR)を提供しているサロンやクリニックを選ぶことがおすすめです。

従来の一般的な脱毛方式は、熱破壊式脱毛と呼ばれる方法で、レーザーや光を脱毛器から照射し、肌の色に反応せず、毛根の黒色メラニンにだけ反応することで、毛根にアプローチします。

熱破壊式脱毛器は、毛の黒い色(メラニン色素)に反応するレーザーの熱を当てることで、「毛母細胞」と「毛乳頭」、そして「バルジ領域」すべてを破壊します。
毛を作る組織全体を破壊するため、基本的には二度と毛が生えてくることはありません。

引用元: フェミークリニック 医療脱毛の熱破壊式と蓄熱式の違いは?フェミーが熱破壊式を採用する理由
この脱毛法は効果的ですが、熱を使って毛根を処理するため、肌が乾燥しやすく、肌の弱い方にはあまり適していません。

それに対して、最近注目されているのが蓄熱式脱毛です。この方法では、低温のレーザーを毛根部分に連射することで、じわっと毛根を温めて脱毛します。

蓄熱式は低出力なので、肌に優しく、痛みやリスクが少ないのが特徴です。

引用元: ジェニークリニック 医療脱毛は蓄熱式だと効果がない!?蓄熱式と熱破壊式の違いとそれぞれの特徴を徹底比較
熱破壊式脱毛に比べて温度が低いため、肌の乾燥を抑える効果があり、肌の弱い方にはおすすめの脱毛法と言えます。

したがって、敏感肌やアトピー性皮膚炎の方は、蓄熱式脱毛を提供している施設を選ぶことで、肌への負担を最小限に抑えながら脱毛を受けることができます。

「顔脱毛なら蓄熱式脱毛がオススメ」の理由
  • 従来の脱毛法(熱破壊式脱毛)は肌が乾燥しやすい
  • 蓄熱式脱毛は低温のレーザーで照射
  • 蓄熱式脱毛は熱破壊式脱毛と比べると乾燥しにくい

もし、蓄熱式脱毛で医療脱毛できるクリニックを検討されるのでしたら、当サイトの以下のページに蓄熱式脱毛の脱毛器の一覧があります。脱毛器ごとに提供している美容皮膚科などの医療機関の一覧も料金とともに掲載しているので、蓄熱式脱毛で医療脱毛できるクリニック選びの参考にしてみて下さい。

【参考】蓄熱式脱毛で医療脱毛する脱毛器の一覧

この記事を書いた人
レイコ

レイコ

元エステサロン勤務の美容オタク。現在はおすすめエステを紹介しています♪実際に体験したエステやエステテシャンの経験を元に、記事を書いていきます。よろしくお願いします!


関連コラム

アーカイブ

新着コラム

上へ